【実はゴキブリの仲間!?】シロアリの生態とゴキブリとの対処法の違いを徹底解説（虫の実写無し・イラストのみ）

こんにちは、シロアリ博士です。

今回はシロアリの生態とゴキブリとの対処法の違いについて説明します。

本記事には虫の実写は入れておりませんので、虫が苦手な方も心置きなくスクロールしてください。

それでは早速参ります。

なお緊急でシロアリ駆除をしたくて本記事をご覧になっている方は下記から早急に無料相談することをお勧めします。

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シロアリについて

シロアリは白いアリという名前がついているものの、実はゴキブリの仲間なんです。

3億年も前から地球上に存在していたと言われていて、大昔にゴキブリが進化した生物です。

ちなみにアリはハチから進化した生物なので、根本的に違う生き物なんですね。

日本には主に2種類のシロアリが害虫として知られていますが、日本での被害の9割はヤマトシロアリによるものとなっています。

種類	イエシロアリ	ヤマトシロアリ
体長（兵アリ）	3.8mm 〜 6.5mm	3.5mm 〜 6.0mm
体長（羽アリ）	7.4mm 〜 9.4mm	4.5mm 〜 7.5mm
分布	神奈川県以西の海岸線に沿った温暖な地域と千葉県の一部、それに南西諸島、小笠原諸島	北海道北部を除く日本全土に生息している。
特徴	・湿潤関係なく木材を食べる・土の中などに巣を作る・4月〜5月に羽アリ見られる。	・湿った木材を好んで食べる・特別、巣を作らない・6月〜7月に羽アリ見られる。
被害レベル	・建物全体に被害が出る。・被害が出る速度が早い。	・主に床下に被害が出る。・被害が出る速度は遅い。

シロアリの種類によって、被害レベルや羽アリが見られる時期が異なっていますね。

ちなみに木造だけでなくコンクリートの家でも注意が必要です。

確かにシロアリ自体がコンクリートを溶かす力は持っていないのですが、小さな体でコンクリートの隙間から侵入することもよくあります。

放っておくと被害は甚大になるため、早急な対応が必要となる厄介な害虫です。

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さて、そもそもシロアリはゴキブリの仲間ということですから、同じ対処方法で良いのでしょうか？

その答えは「NO」です。

ゴキブリの仲間ではあるものの全く異なる特徴を持っているため、対処の仕方も異なります。

なんならシロアリ駆除は、ゴキブリよりも難易度が跳ね上がります。

下記がゴキブリとの比較です。

ゴキブリは部屋の中に住むのに対して、シロアリは床下などに潜んでいるため、そもそも目にかかることが少ないです。

もしもシロアリ1匹見つけてしまったら既に床下に大量発生していて建物に被害が及んでいる可能性があるので、迅速に対処したいところです。

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結論、早急に業者に相談することをお勧めします。

なぜなら、自力で絶滅させるのがとても困難なのと被害が進むと取り返しがつかないためです。

その理由を下記に説明します。

実はシロアリ駆除用の薬剤は市販で売られています。

しかしながら業者が使用する薬剤と比較すると、市販品は効果が持続しません。

そもそも市販品は応急処置用として売られていることが多いため、効果が弱いのです。

一般的に売られているシロアリ駆除剤について、下記にまとめたのでご覧ください。

スプレータイプ	発生した個体に直接吹きかける。個別殺虫になるため、根本解決にはならない。
ベイト剤（毒餌）	仕掛けてかかった個体を殺虫できるが、全滅させるのは難しい。効くまでに時間を要する。
煙剤	シロアリに効く成分を煙で放ち、シロアリを予防する。既にシロアリがいる場合は効果が薄い。